2016年7月8日~10日で開催された『 WORLD CUP PRO SLACKLINE 』で細江 樹が海外戦の初タイトルを獲得、ワールドカップの舞台で表彰台に立つ。
スペインはビーゴで行われた「Vigo Street Stunts Body Extreme」ではパルクールやワークアウト、スラックライン等のワールドカップが開かれた。スラックラインでは世界10カ国以上からトップ選手22名が集結、ISI(国際スラックラインインビテーショナル)による公式ランキング認定の「ワールドカップ プロスラックライン」が繰り広げられ会場を盛り上げた。
連続するフリップでポイントを量産する細江(愛知)は安定したフィート(ライン上への着地)で緩急のあるルーティーンを披露する。通称「ダブルダブル」と呼ばれるフリップのコンビネーションを細江 樹が公式大会で初めてメイクすると一気に会場のボルテージは高まり、スタンディングオベーションが細江を包む。大会中に自己ベストを更新しながら1位通過で決勝にコマを進めた。
出場選手の中で最年少だった細江(16歳)が繰り出すパフォーマンスは他の選手達を焚き付ける存在ともなり500ポイント越えの高得点が多くたたき出された。
明暗を分けるダブルダブルを決勝でも果敢に放つもクリーンメイク成らずで今回は世界一の座を惜しくも逃したが1位から約25点差の僅差での接戦であった。
<WORLD CUP PRO SLACKLINE 結果>
海外での初タイトル獲得をワールドカップの舞台で手にする細江は最高の笑顔とその名を世界に残す。
日本から共に出場した中村 侑我(長野)は会場での練習中の怪我により苦闘し17位の結果に。
初の海外遠征から多くを学ぶ。
ビーゴ ストリートスタンツ公式HP
http://vigostreetstunts.com/en/