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    [shop]『ソウズスラックラインズ』ブランド終了

    Souzslacklines(ソウズスラックラインズ)ブランド終了のお知らせ。と、豆知識。

    スナッチや1インチ製品を手掛けるロシアのガレージブランドが倒産しました。

    世界でもまだまだ新興スポーツであるスラックラインは新しくブランドが誕生したり、それらが分裂や合併したりが日々繰り返されています。高所作業者やロープワーカー等がハイラインや1インチの世界に愛好者多いですが、ソウズスラックラインのブランドオーナーもその一人でした。世界情勢も関係してビルの窓清掃の仕事が激減し、資金繰りも困窮していたようです。昨年末には大セールを行うも商品の未配送もありトラブルも多発していたとの事で個人輸入の方にはリスクの高さが垣間見れました。

    エクスエイラーでも取り扱っている人気の『スナッチV2.2T』は在庫のみになります。

    スナッチV2.2Tはライングリップ社のトリックライングリップに代わる格安の2インチウェブグリップでした。ライングリップ社のトリックライングリップも数年前に生産が終了しているので、ウェブグリップ類を使用した3:1システムでのテンショニングは今後出来なくなる可能性が高いです。そもそもプレイヤーのレベルが上がりトリックラインの長さ、高さの拡大に限界が来ている事にも関係しています。大型のラチェット二台とウェブグリップとウェブロッカー等を買い揃えるよりも1インチにも兼用できるプーリーシステムの値段が近年下がって来ているのでウェブグリップを使う設置が第一前提では無くなってきてもいます。長い目で見れば大型のラチェットを消耗品買い替えするよりプーリーシステムの方がお得ですが、2インチのプレイヤーにとっては短く低いテンションから機材を買い足していくサイクルとは購買感覚が異なるものですね。プリーシステムはチェック項目も増えますが、慣れれば設置も簡単なので今後はプーリーシステムでのトリックラインの設置も一般的になっていくでしょう。

    話が少しズレますが、大会等で設置スペックが年々高くなっていくことに、よく質問を受けます。

    ほぼ100パーセント2インチのウェビングはポリエステルで出来ていますがトリック(フリースタイル)で使用するウェビングは約12kN以上のテンションを保持し続ける強度が無いため形状も維持出来ずに弓なりに変形していきます。これはプレイヤーの加重にもよりますが、長さに換算すると約20m以上で起こりやすい現象です。物理的にはより長いウェビングに、より強いテンションを張り、より軽い体重のライダーが乗れば最も跳ねるのでしょうが、今の素材と編み方では限界が来ているかと思います。大会に出場するライダーの技術レベルからするとアンカーに直張り20mか、Aフレーム間24m(アンカー間は長い程良いとは限らない)程度がベストな張り方だと思います。これ以上長く張ってもテンションが長持ちせずに悪化する一方なのでウェビングの交換が余儀なくされます。そして大会でも細かなテンション管理をする上でプーリーシステムの方が優位です。

     

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